遠距離M女ですが、何か?
井原りり



 キレイでいこう

痩身、なんとかならんもんでしょうか。

お仕事として「女王様」をやってたこともあるけど、ホントはノーマルな奥さん、という読者さまがいる。

彼女とはとっても仲良し。

で、一緒に目標体重45kgをめざしてがんばっているのだが……。

なかなかねえ、こればっかりは……。


「りりしゃんも、Mなんだから、こういう逆境にはちゃんと耐えなくっちゃ」ときびしく励ましてくれるんだけど……。

追い打ちをかけるように、今度はいはらから彼の体脂肪率がまた下がったという短めるが来るし……。


オトコの人はいいよね、総じて痩せやすい体質で。


どうもオンナはなあ、越冬するにあたりメスの習性として脂肪を溜め込もうとしてるもの。


この週末には賭けてるんだ。

この週末、食欲との戦いに勝利していかないと、引き続き年末年始の戦いで連敗するおそれがあるんだ。


それはまずいっしょ、いくらなんでも。

今日いちんちで何回体重計に乗ったことか。

こまめにチェック。
ゆるんだ気持ちに、喝。



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2002年11月30日(土)



 えろてっぃくモードに入る時

湯船につかって、手がちょっとでも乳首に触れると、そこからもうスイッチが入ってしまい、たまらなくなって、ぎゅうっと力を入れて、胸を締め上げる。


股間がさびしくなってきて、湯船のふちにまたがって、右手の中指を膣口にすべらせ、働き者の人差し指はクリトリスのご機嫌伺いにいそがしい。

左手はおっぱい専門でこれまたいそがしい。

あたしは自分の体重でぎゅっと股に刺激を与えていく。背中は壁にもたれていないと、うまくイケない。


お風呂場で、つくづく自分がカワイイと思う。

からだを寝かしていない体勢で、淫猥な行為を一人でしていて、ゆっくりと思い出すことがある。


あたしが帰る日、空港ビル内の狭い更衣室。


全裸になったあたしは中腰で、いはらは床に腰をおろしていて、下から思う存分、彼の指で、なぶられたこと。


掃除のおばさんの足音がして、あたしは声も出せないまま、両手をそれぞれの壁に押し当てて、崩れそうなからだを支えながら悶えつづけた。


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2002年12月01日(日)



 あたしは……淫乱です。

他にやらなきゃならないことがあるときに限って、ネットでふらふら散歩なんかしちゃって、あとで自分を責めてしまうよ。


不毛だわ。


だけどさ〜、なんでみんなこう、自分の淫乱さを甘いことばで隠すかね?


オトコなしでは暮らせないってことは、あいあむ 淫乱ってことだろーが!

違うっていうのか?


SMやることも、夫以外の男性とのかかわりを求めることも、甘いことばで言い訳なんてできやしない。


やってることは人の道を外れてる。

そんなことは承知の上の所業でござるよ。


あたしの一番きらいな言い訳。

いはく「女として輝いていたい」「女として枯れたくない」


オトコなしでは輝けない、オトコなしでは乾ききってしまうなんてことは、人前で(ってゆーか、ネット上で)わざわざ自分の口から(指で打って……だけど)いうようなことかね?


自分を輝かせる? 他力本願じゃん。

自分が輝く、と、なぜ言えない?


大きな声で言う必要はない。

が、胸を張って(ちょっと、そこまではせんでもいいか)こころで叫ぶ。



オトコなんかいなくたって、あたしは輝く。
枯れていかない自信だってある。



だけど、やっぱり……が好き〜♪

そんな自分の「さが」を潔く認めて生きていく。

キレイごとなんか、言わない。


あたしは外道です。

あたしは淫乱です。

あたしは夫とちゃんとヤっています。
だけど、それだけじゃあ、足りません。

あたしは、いはらをも必要としています。



困ったもんだ、なんて思ってない。

後始末は自分でする。



あたしは、もうすでに堕地獄です。


さあて、どんな死に方で最期を飾るかな。

もう「いいひと」だなんて思われなくてもいい。

友だち減ってもだいじょうぶ。



すでに地獄に堕した身には、他人の評価は無駄である。

自分で自分を、採点するだけ。

自分の手抜きに、気付かないほどバカじゃあない。

自分がもし手を抜いた生き方してたら、自分できっちりお仕置きしてやる。

S男氏に、そんなことさせちゃあいけない。


自分で自分を認められないような生き方はしない。





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2002年12月02日(月)



 『浮舟』


『浮舟』


作詞:浜田亜紀子
作曲:中島優美
編曲:GO! GO! 7188




春の匂いも芽吹く花も

立ちすくむあたしに君を連れてはこない



夏が来る頃は明け方の雨

静かに寄り添って かけら拾い集める



秋が過ぎたらきっとあたしは

のび黒い髪を切り落としてしまう



愛しい人よ離れ顔なんて3日もすりゃすぐに忘れてしまった

ただ染みついて消えないのは煙草の匂い



君を待つ日々は足りない 切ない 鳴り止まない

不協和音が響き合って

それはあたしの枯れない 溶けない 鳴り止まない

孤独の唄 来 来 来 ・・・ 




かすかな別れを漂わすこともなく

足音は突然 絶切れた

あぁ悲しくも美しき白い冬



会えるものならば他には何も望まない

降り積もるは あの日も雪

君を待つ日々は足りない 切ない 鳴り止まない

不協和音が響き合って

それはあたしの枯れない 溶けない 鳴り止まない

孤独の唄 来 来 来 ・・・ 孤独の唄 来 来 来




大切なのは「愛してる」という台詞を繰り返して口にすることではなく、いかに「愛してる」かを、行動で相手に伝えることだ。


離れていればこそ、それはできるはず。


減量に励むことも、頑張って稼ぐことも、みんなそこにつながる。



『浮舟』を聴くように言われてたのに、催促されるまで、すっかり忘却の彼方。


反省をこめて、歌詞の一部をここに書き置く。


<JASRAC>には、ヒミツ、よ。


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2002年12月03日(火)



 こんなの、はけーん!

goo で diet 使おうか、どうせタダだし。

でも、個人情報の記入が……。


ダイエットっていうのはリアルでフィジカルなものだ。

何より肉体あってのもの。

あたしに肉体がない、とはいわないが、どうもこうwebの中の住人にすぎないという感覚も消えない。



表の名前で始めるしかないのかな。



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2002年12月04日(水)



 地名にもときめく

子どもの夏休み読書感想文用の公認(っていうか? まあ、その手の)課題図書の中にいはらの住んでいる市の名前が出て来た。

おやまあ、こんなところで……。

って、今頃になって本をぱらぱら見てて気付いた。

夏の間は気付かなくて、子どもは子どもで一冊買わせておきながら、結局、感想文は書かないで9月を迎えてやがる。


課題図書ってなんか、やだ。

絵にかいたような優等生でもなきゃ、あんなん誰が読むかよ。



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2002年12月05日(木)



 人の不幸は蜜の味

人の幸せをねたむような感情は持ち合わせていないと思っていた。

でもあたしの中にも、どんなオンナにだってあるような意地悪な感情はあった。

誰よりも自分が一番、満たされていると信じたい。


他人は自分より不幸であってほしいと願ってたりもする。


他人のしあわせで、こんなにこころが乱れてる自分が、いやだ。



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2002年12月06日(金)
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